舞台用語

 ゲネプロ ゲネラルプローペGeneralprobe(総稽古)の略。
 マチネー matineeは芝居、音楽会、映画などの昼の興行。フランス語
 ソワレー soireeは芝居、音楽会、映画などの夜の興行。フランス語
 暗転(あんてん) 舞台照明を消して舞台転換すること
 下見(したみ) 現場をあらかじめ下検分する事。
 ばみる セットや道具類を置く場所や、出演者が動く位置、又は座る位置などを
決めること。位置決め、位置づけとも言う。
 飛ばす 吊ってある幕や張り物や切り出しなどを舞台上部に吊り上げて、
客席での視界から隠すこと。
 ばらす 飾りこんである装置を解体し、格納すること。
 見切れ 舞台の上手、下手に舞台裏が、見えないように袖幕等で隠すこと。
 ありもの 特別な製作によらずに在庫している大道具、小道具をいう。
 様(さま)にならない 構図などが不自然なこと、絵にならない。
 シナリオ 芝居、映画、テレビ等の脚本
 プロット 劇の筋立て
 カンペ カンニングペーパー、アンチョコ。セリフ、話の順序、曲目、
歌詞などを抜き書きしたペーパー
 コンテ 台本のこと。
 駄目出し 本番、リハーサルなどで,台本の内容とか役者の演技、技術、
美術などの意に満たさぬ点を指摘して修正させること。
 小がえし リハーサルの途中でダメが出たときに、その箇所だけを部分的に
リハーサルで繰り返すこと。
 抜きげい古 一部分だけをリハーサルすること。リハーサルの時一部分出演者が
不在でもその部分だけを抜かして稽古すること。
 仕出し 芝居の本筋には直接関係のない軽い役柄や、ちょっと現れるだけの
端役の役者。通行人に出る出演者、端役、ちょい役などと呼ぶ。
 がや 群像、数名以上の仕出しの群像。
 卜書き 演劇などの台本の中に作者がセリフ以外に情景や仕ぐさなど、
演出上の指定や注意を書いたもの。
 M.C. 司会者Master of ceremonyの略。
コンサート等では出演者が曲間に話す部分を言う。
 泣く、泣き 時間や他の分野の都合で自分の担当部分が意図するように出来ず、
やむを得ず我慢すること。
 カゲアナ アナウンス室、又は舞台袖でアナウンスすること。
開演前、終演時に用いる。
 あながあく 出演者の都合、そのほかの事故で出演不能、中断などにより
予定時間があいてしまうこと。舞台で俳優がセリフを間違えたり、
その失敗から一時停滞してしまうこと。
 畳敷(じょうしき) 芝居で畳として敷き詰める布のこと。
 板付(いたつき) まくが開いた時その他場面が転換したとき最初から舞台にいる役。
 幕間(まくあい) 場面と場面との間に幕を下ろすこの幕の下りている間。
 千秋楽 通は“らく”又は“らく日”と呼び公演の最終日のこと。

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